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洗濯機の音がうるさいときに安く対策する方法

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アパートやマンションなどに住んでいると、騒音が気になって、夜に洗濯機や乾燥機を回したくない方は多いと思います。寝ている間に洗濯乾燥をする場合も、音が気になって寝られないかもしれません。

この記事では、洗濯機のうるさい音への簡単な対策方法をご紹介します。

対策1:防振ゴムを使う

洗濯機や乾燥機の騒音の主な原因は振動です。一番簡単で安く(1,000円以下)、効果も大きい対策方法は防振ゴムを使うことです。特に、振動が激しいドラム式洗濯機に効果があります。

防振ゴムは、洗濯機と地面が接する場所にはさんで使います。

洗濯機の振動が床に直接伝わらず、防振ゴムが振動を吸収してくれるので、床と洗濯機の出す音をかなり減らすことができます。

効果があまり実感できなければ、2つ重ねると効果が増すことがあります。その場合は重ねたゴム同士を接着し、振動でずれないように固定してください。

 

対策2:制振シートを貼る

洗濯機の振動音は、洗濯機の中で共鳴してしまいます。制振シートは、洗濯機のボディーの細かな振動を抑え、共鳴を防ぐことによって音を抑えます。

防振ゴムよりは効果が小さいですが、こちらも千円以内でできる対策方法です。

使い方は簡単で、シートを洗濯機に貼るだけです。洗濯機のできるだけ広い範囲に貼ることが理想ですが、安く済ませたい場合は振動が最も大きい場所に貼ると良いです。

見た目を気にする方は、見えずらい場所に貼るだけでも少しは効果があります。

 

対策3:ドアのすき間からの音漏れを防ぐ

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洗濯機以外の問題で、音が漏れてしまう最大の原因はドアのすき間です。ドアのすき間から音が漏れたり、洗濯機の振動がドアに伝わり、ガタガタなったりする原因となってしまいます。

簡単にできる対策としては、戸当たりテープを使うことです。洗濯機がある部屋は引き戸である場合が多いので、ドアとピラーの隙間に貼って使います。

対策1、2と比べると効果は限定的ですが、ドアの隙間が大きい場合はそれなりに効果が見込めます。

 

対策4:防音カーテンを取り付ける

ドアが騒音の原因となってしまう理由には、すき間の他にその薄さがあります。ドアは壁に比べて薄いので、どうしても音を通してしまいます。

ドア用の防音カーテンは、洗濯機からドアに伝わる音を遮ってくれます。

基本的にこの方法は壁を傷つけてしまうので賃貸には向いていません。しかし、2本の木材をドアの両脇に立てて設置し、その木材にカーテンレールを渡すという方法もあります。

こちらの対策方法は少しお金がかかってしまいますが、どうしてももっと音を抑えたいという場合は試してみると良いでしょう。

参考: 「ドアの防音」で一番効果的な方法とは | おしえて!防音相談室

 

その他の対策

もっと簡単な方法として、厚手の毛布を洗濯機にかけてしまうという方法もあります。この場合は乾燥機の種類によっては使えないので注意してください。

かなりお金がかかってしまいますが、その他にはドアに吸音材を取り付けるといった方法もあります。

また、お使いの洗濯機がかなり古い場合は、買い替えも検討してみてもいいかもしれません。洗濯機の性能は年々向上しているので、静音に特化したものも売っています。
静音を第一に選ぶなら、インバーターがついているものがおすすめです。

 

まとめと注意点

洗濯機の音がうるさいときの対策をご紹介しました。洗濯機の振動を抑える他にも、ドアが騒音の大きな原因となっていることもあるので、よく確かめてみてください。

注意点として、対策を施しても全く騒音が改善しない場合、洗濯機が故障している可能性や、洗濯物の量が多すぎる場合などもあります。そのようなときは、正しい洗濯方法やメーカーに問い合わせるなどして対応していただけたらと思います。