時計の秒針のカチカチ音がうるさくて気になりますか?
寝るときに時計がうるさくて気になってしまっては、寝つきに悪影響です。
この記事では、時計の秒針のカチカチ音がうるさいときに、誰でもできる対策方法をご紹介します。
- 対策1:時計を柔らかいものの上に乗せる
- 対策2:背面のネジをしっかりと締める
- 対策3:時計の背面に重りを貼る
- 対策4:必要のないときは何かをかぶせておく
- どうしてもダメなときの対策
- その他上級者向けの対策
- まとめ
対策1:時計を柔らかいものの上に乗せる
まずチェックしたいのは時計の置き場所です。
置き時計の場合、硬い場所に置いておくと、秒針の振動がそのまま下に伝わり、カチカチ音が響いてしまいます。布を下に敷くなどして、振動が下に伝わるのを防ぐなど、時計を柔らかい場所においてみてください。
掛け時計の場合も同様です。壁と時計の間で振動が伝わり、音が大きくなってしまっている可能性があります。布など、柔らかいものを壁と時計の間に挟むことで、簡単な防音対策ができます。
対策2:背面のネジをしっかりと締める
時計の背面がネジでくっついている場合、ネジがしっかりと締まっているかを確認してみてください。しっかりネジが締まっていないと、秒針の振動が背面に伝わり、背面も振動してしまうことで音が大きくなる原因になってしまいます。
しっかりネジを締め、背面を固定しましょう。
ネジを締めても背面がしっかり固定できない場合(パカパカしてしまう場合)、背面と時計の枠の間に、厚紙をはさんで高さを調整することも可能です。
対策3:時計の背面に重りを貼る
秒針の音が大きくなってしまう原因の一つに、音の共鳴があります。時計の内部で音が跳ね返ってしまい、出てくる音がどうしても大きくなってしまう場合があります。
この共鳴を防ぐには、音の跳ね返りを小さくする必要があります。
音の跳ね返りを防ぐ一番のポイントは、背面の振動を抑えることです。背面が振動しなければ音の跳ね返りは小さくなります。
背面の振動を抑えるには、裏にシートなどを貼り背面を重くすることがオススメです。
対策4:必要のないときは何かをかぶせておく
ここまでの対策で効果がなければ、寝ている間など時間を見る必要がないときは、思い切って何かをかぶせてしまうのも一つの手です。
あまり防音性能が高いものをかぶせてしまうと、目覚ましなどの効果が弱くなってしまうので注意してください。最近は、スマホを持っている方がほとんどですので、目覚ましとして時計を使わない方はこの方法は合っているでしょう。
どうしてもダメなときの対策
ここまでの対策に効果がなければ、時計を買い換えるのも対策の1つです。
買い換える際は、秒針が滑らかに動くスイープ仕様の時計やデジタル時計などの、静音仕様の時計を探してみてください。
夜間に秒針が止まる時計もあります。
その他上級者向けの対策
ここからは、機械などの扱いに自信がある方向けの対策方法です。
まず、時計の機械仕掛けにオイルをさします。自転車などに潤滑油を使うのと同じ理由で、時計の動きをスムーズにするためです。少し分解しなければいけない可能性があるため、部品をなくしたり、壊してしまったりしないように気をつけて行ってください。
もう一つの方法は、秒針を外してしまうことです。音の原因となってしまっている秒針をなくしてしまえば、音は無くなります。ただし時計の仕組みによっては、秒針がないと正常に作動しなかったり、秒針のあったスペースがゆるくなったりしてしまうことで、他の針からも音がなってしまう可能性があります。分解してもしっかり戻せる自信があれば行ってみるのも良いでしょう。
まとめ
時計の秒針のカチカチ音の防音対策についてご紹介しました。
音がうるさい原因は意外と簡単に直せるかもしれませんので、ぜひどこから音がなっているか確認し、対策を施してみてください。
また、買い替えの際は時計が静音設計になっているかよく確認してみてください。