ドアが勝手に閉じてしまって困っていませんか?ドアが勝手に閉まってしまうのにはさまざまな原因が考えられます。
この記事では、ドアが勝手にしまってしまう原因と、自分で簡単にできる対策方法をご紹介します。
対策1:窓が開いていないか確認する
ドアが勝手にしまってしまうときの一番の原因として、窓があります。ドアの故障ではないのですが、見落としがちなポイントです。
窓が開いているときにドアが勝手に閉じてしまう原因は、風だけてはありません。もう一つの大きな理由に気圧があるのです。
ドアを開けているときに、他の部屋のドアを開けたり閉めたりしようとすると、気圧差によって風が吹き、風圧によってドアが引っ張られてしまいます。これが、ドアが勝手に閉じてしまう原因になってしまいます。
開ける必要のない窓が開いているときは、窓を閉じておきましょう。また、窓を開けておく必要があるときは、一時的にドアストッパーを利用しましょう。
対策2:蝶つがいを確認する
ドアが勝手に閉まってしまうもう一つの原因として、蝶つがいを確認してみましょう。
ドアには通常二つの蝶つがいがついていますが、どちらかのネジが緩んでいる場合、ドアが勝手に閉じてしまうことがあります。これは、ドアのバランスが崩れてしまうことで勝手に動いてしまうことが原因です。
修理する方法は簡単で、緩んでしまっている蝶つがいのネジを締め直すことです。
このときに注意点があります。もしドアが木製で、ネジ穴が潰れてしまっていたらしっかりとした修理が必要です。ドアの一部の木を交換するか、蝶つがいの位置を変えることによって対応してください。
対策3:ドアクローザーの確認
ドアクローザーとは、主に玄関などの重い扉の上部についている、ドアをゆっくりと閉まるようにしてくれる装置です。ドアクローザーの故障も、ドアが勝手にしまってしまう原因となります。
ドアクローザーの確認でも、ネジが緩んでいないよく確認してください。もしネジが緩んでいた場合はしっかりと締め直しましょう。
ドアクローザーの取り付け部が木製の場合は、木が腐ってしまっていたりしていないか確認してください。木が腐っていた場合は、補強が必要になります。
自分では直せない場合
家が傾いていたりドアが歪んでしまったりしている場合は、ドアが勝手に閉まってしまうという現象は自分で解決できない可能性があります。家が傾いているかどうかは水平器を使って確認できます。
家の傾きを直す工事にお金をかけられなければ、ドアストッパーを利用するのが手っ取り早い解決方法です。しかし、家が傾いていると健康に悪影響を及ぼす可能性があるので、居住地の役所に相談するなどしましょう。
まとめ
ドアが勝手に閉まってしまう現象を解決する方法をご紹介しました。ドアストッパーを使えばどれも解決できますが、毎回ストッパーを使うのは煩わしいと思いますので、根本の原因を見直してみてください。