車に乗っているときに、音がうるさいと感じていますか?車内の音がうるさくなってしまう原因はさまざまです。
この記事では、さまざまなな原因に対して、車内のエンジン音などのノイズを遮音・防音する方法をご紹介します。
車内がうるさいと感じる原因
車内がうるさくなってしまう原因はさまざまですが、主な原因はエンジン音、タイヤから伝わる振動、風の音です。
この三つの音さえ抑えてしまえば、車内はかなり静かになるはずです。
一番お手軽に音をおさえる対処法
一番簡単に音をおさえる方法は、タイヤから伝わる振動をおさえる方法で、ノイズ低減マットと呼ばれるものを使うことです。ノイズ低減マットは、車ついているフロアマットの下に重ねて使います。
ノイズ低減マットは吸音素材になっていて、タイヤに近い床に敷くことで、タイヤかる伝わる音や振動を吸収する役割を持っています。
ノイズ低減マットの取り付けは、1時間もあればかんたんにできます。方法は下記の通りです。
- フロアマットを外す
- ノイズ低減マットをフロアマットと同じ形に切る
- 滑り止めテープをはがし、床にはる
- 上にフロアマットを戻す
注意点として、裏面全体がシールになっている場合は、掃除をしたいときや車を売りたいときに剥がすのが大変です。
こちらの商品は裏面が滑り止めテープだけになっているので、接着部分が必要最小限になっています。
基本的にはタイヤに近いフロントフロアにつかうことがおすすめですが、後部座席にも敷くと防音性能がアップします。広範囲に使えば、それだけ防音効果があります。
また、リアタイヤがトランクルームに近い場合に使える、トランクルーム用の商品もあります。
エンジン音への対処法
防音マットよりはおすすめできませんが、防音に強い効果があるものとして、エンジン音をおさえる方法もあります。
こちらも、吸音素材をエンジンルームに貼るだけで防音ができます。
貼り付けもかんたんです。
- ボンネットを開ける
- ボンネットの裏に合わせてシートをカットする
- 裏のシールを剥がし、ボンネットの裏に貼り付ける
この方法がおすすめできない理由は、防音シートの裏の粘着です。ボンネットの裏に貼らなければいけないので、どうしても接着部分が裏面全体になってしまいます。特にエンジンルームは熱くなるので、粘着部分が溶けてベタベタになってしまいます。
風の音への対処法
最後に、風の音の対策についてご紹介します。
風の音がなる原因は、車のパーツの間にできる溝に発生する風の渦です。ここに渦ができると「ヒュー」というような音がなります。
風の音に対処するには、この溝を埋めなければなりません。たとえば、フロントドアとリアドアの間には隙間があります。この隙間に、スポンジ素材のモールを貼って隙間を埋めることで、風の切る音を防ぐことができます。
ドアの隙間の他に、ボンネットやリアハッチの隙間なども対策が可能です。
この他の防音方法
ここまで、自分でできるうるさい音への対処法をご紹介しましたが、他にもできることはまだまだあります。
たとえば、タイヤの空気圧や、溝の状態などによってもノイズは発生してしまいます。また、車にネジの緩みなどがあれば、振動によってギシギシ音がなる可能性もあります。エンジン音や風切り音ではない音がするなら、点検をしてみるのも対策の一つです。
トランクに荷物が置いてある場合も、整理すると雑音が減らせるかもしれません。特に、重いものを載せているときには、タイヤのノイズも大きくなってしまうので、荷物の整理も重要です。
まとめ
タイヤから伝わる振動、エンジン音、風切り音への対処法をご紹介しました。
ここまで対処してもうるさいという状況が改善しなければ、ディーラーなどに相談してみるのもいいかもしれません。